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なぜ髪の毛は抜けるのか?脱毛の理由記事一覧

 「九五年、アデランスが行った薄毛人口調査によれば、薄毛の人が全成人男性にしめる割合は一二%に達している」との新聞報道があった。「薄毛とはハゲ、ないしはハゲになりかかってる人」のことであるから、ズパリいって、日本人の成人の男の二割以上がハゲ、と考えてもいい。私もハゲの身として、これだけ仲間が多いと思うと、ちょっと安心してしまう。 しかし、ここで疑問もわいてくるのだ。調査したのは確かだろうが、じゃい...

 ハゲ、と一口にいっても、ほほ原因が特定できる種類のものと、研究を続けてはいるものの、ほとんど原因がわかっていないものとに分けられる。たとえば腸チフスなどの伝染病、梅毒などの慢性感染症、それに抗ガン剤投与などによって髪が抜ける「症候性脱毛症」、うつ病、ヒステリーなどによって自分で髪を抜いてしまう「抜廿毛症」、ムリなヘアスタイルで髪を引っ張り過ぎて起きる「結髪性脱毛症」などは、直接的原因が一応特定で...

 一般に、円形脱毛症と聞くと、頭のどこかにポツンと硬貨大の丸いハゲができるもの、と思われがちだ。だが、実際はそれほど単純ではなく、多様なケlスに分かれている。丸いハゲがあちこちにできてしまう「多発型円形脱毛症」、頭全体がハゲてしまう「全頭脱毛症」、頭はおろか眉毛やマツ毛、陰毛まで抜けてしまう「汎発性円形脱毛症」など。その原因も、昔から通説のようになっていたストレス説だけでなく、これまた多くの学説が...

 真打ち登場。私自身、高校生の頃から悩み続けた若年性脱毛症、つまり若ハゲの問題だ。私のハゲへの第一歩は、ごく一般的に洗髪時の異常な脱毛からはじまった。我が家はウチの父親がハゲであり、かつ母親の男兄弟も全滅状態のハゲ血統、いわば「ハゲの純血種」なので、いつかはこの日が来るのは覚悟していた。だが、高校三年の夏とはあまりに早い。せめて、童貞を捨てた後くらいにしてほしかった、と心から悔しい思いをしたものだ...

 若ハゲの最大の原因は男性ホルモンということになっているものの、それだけで単純に割り切れるほど敵はアマくはない。現状ではDHTの働きがなくなれば若ハゲを防止できるのかもはっきりしていない。さらに残念なことに、DHTの働きを鈍く、あるいはまったく働かせないようにする方法も、完全には解明されていないのだ。 毛穴の底の部分にある度脂腺から分泌される皮脂が脱毛に深く関与しているらしいことはほぼ定説となって...

 はっきりした数字はないものの、近年、抜け毛症による脱毛が、とくに女子中学生の間で増加中なのだという。最初は円形脱毛症と勘違いして親が子供を度膚科頭皮に強引に毛を抜いた跡が残っており、抜け毛症であると診断に連れて行くと、される。これこそまさしく原因はストレス。受験、いじめ、そして両親の過度の期待からくるプレッシャーなど、平成の子供たちにとっては周囲でストレスのタネにならないものはない。その無意識の...

 髪の抜け方については、だいたい三つのタイプに分かれるとされている。まずは欧米人に多い、額の両側からどんどん後退していくタイプ。俗に「M型」と呼ばれるものだ。このタイプが進行していくと、額のところだけ髪が残り、こめかみ周辺はきれいさっぱり、となるケースが多い。一方、日本人に多いのが、前頭部の中央から抜け出してしまう「A型」と、頭頂部がまず抜けて、前頭部に広がっていく叶O型」だ。どうやら、このふたつ...

 ストレスは大きく精神的ストレスと肉体的ストレスとに分けられる。仕事上の面倒な人間関係などが前者に属し、ラッシュでの通勤、交通渋滞、冷暖房による室内外の急激な温度変化などが後者に属する。どちらも、人聞の心や体のバランスを崩すものであり、このバランスを回復するために余分なエネルギーを使い、結局、髪にまで十分にエネルギーが行き渡らない結果になってしまう。 たとえば精神的ストレスは、皮脂腺の働きを活発に...

 まず前提として、人間の髪の毛の構造について触れていかなくてはならないわけだが、人間の頭に生える頭髪は、ひとり平均十万本前後、多い人で十五万本、少ない人でも六万本以上は生える。こればかりは生まれつきで、六万本で生まれた赤ちゃんが成長していく過程で一万本増えるとかはないらしい。また、密度は一平方今肘当たり平均二百本程度といわれている。これは男女差はほとんどない数字で、脱毛症にならない限りは、変わるこ...

 「髪の毛はたん白質でできていて、のり巻きずしとそっくりの三層構造になっています」この解説が何より明快だったので、まずは使わせてもらう。外側のノリに当たる部分がキューティクル、ご飯の部分が毛皮質、中心のカンピョウ(鉄火巻ならマグロ)に当たる部分が毛髄質と呼ばれる。一番外のキューティクルは、ちょうど魚のウロコみたいになっており、内側にある毛皮質や毛髄質を保護するのが役目。ま、シャンプーのCMなどで、...

 毛にもネコ毛といわれるほどの軟髪から、針金みたいな太くて硬いものまで、いろいろな硬さがあるが、その硬さを決めるのに大きな役割を果たしているのがキューテイクルだといわれている。普通、キュlテイクルが厚いのが硬い髪、薄いのが軟らかい髪、というわけだ。ただ、ではキューティクルが薄くて傷つきゃすいから軟髪の人にはハゲが多い、とは断定できない。ハゲとキューティクルとの聞にどんな関係があるかは、まったくわか...

 その人の体調、栄養状態など、様々な要素によって微妙な違いはあるものの、人間の髪は一日平均0・35%〜0.4%くらい伸びるといわれている。もっともこれは頭の毛の成長度で、ヒゲや眉毛は髪よりだいぶ成長が遅く、眉毛の場合だと、半分以下の速度になる。また、季節別で見ると、なぜか気候が暖かくなる四月あたりから成長の速度は高まり、夏にピlクがきて、気温が下がるとともに、また成長が鈍っていく。なぜそうなのかは...

 古くから、異常なショックや恐怖の体験をするとたちまち髪が真?自になる、といわれてきた。たとえば、あのフランス革命の際、断頭台の露と消えた、王妃、マリl・アントワネットは、かつて金髪の髪をなびかせてその美しさを誇っていたが、革命軍に捕らえられ、牢獄に押し込められたとき、恐怖のあまり、一晩で髪が真っ白になってしまったとか。松本清張の「西海道締談」という時代小説にも、何者かに深い洞穴の中に突き落とされ...

 すべてが巧妙に仕組まれた完全犯罪。だが、ひとつだけ犯人は思わぬ痕跡を残してしまった。気付かぬうちに、現場の床に数本の髪の毛が落ちてしまったのだ。かくて、この髪から検出されたDNAが決め手となって、犯人は有罪の判決を受ける・・・。さて、はたしてこんなことがあり得るのだろうか?実は現状ではまだまだあり得ない。DNA鑑定はまだまだ指紋のようには決定的な証拠能力はないのだ。そこでまず、DNA鑑定そのもの...

 いわゆる石頭の人間は髪の毛が抜けやすい、とは昔からいわれていた、いわば定説だ。頭度の部分が引っ張られて硬くなっているからだ、と。ある程度、その理由付けもなされていた。頭度の毛細血管は血圧も低く、本来、とても細い。それが頭が硬いと、血行が悪くなり、毛細血管を通してなおさら栄養が行き渡りにくくなる。そのため、細い髪しか生えなくなってゆき、やがては脱毛するというのだ。 しかし、その定説もあまりアテにな...

  たぶん昔の保健体育の授業だったろう。クレッチマーの「体型と気質に関する哲学的考察」というのが出てきた。あの分類をもとに、体型と抜け毛との関係をまとめてみよう。肥満型 いわゆるソウウツ気質で、社交的で人付きあいもいいが、と主張が変わる欠点もあるタイプ。この体型の人は早い時期に髪が抜ける確率が非常に高いといわれている。やせ型 デリケートで傷つきやすく、気難しい人間と思われがち。いわゆる分裂気質。髪...

 「剃ると毛が濃くなる」「抜くと増える」なんてことは昔からいわれていた。私だって頭を剃る際には、ほんの数%、「剃ると髪が生えてくんじゃないの?」との甘い期待を抱いていた。しかし、迷信は所詮、迷信だった。どんなに丸坊主にしようと、ハゲは年を追って進行し、とどまる所を知らない。考えてみたら、もしこんな方法で髪が生えるくらいなら、とっくにみんなやってたはずだ。おそらくこれは自の錯覚。たとえばヒゲを剃った...