男性ホルモンとハゲの関係

MENU

ハゲは遺伝?男性ホルモンが影響する?

ハゲは遺伝?男性ホルモンが影響する?

 まず男性ホルモンから考えていきましょう。前頭部や頭頂部、ヒゲや胸毛、すね毛などは男性ホルモンに関わっていることは明らかです。一般的に男性型の薄毛というのは、男性ホルモンの影響で前頭部と頭頂部の毛が薄くなったり、あるいはなくなったりするものです。
反面、側頭部や後頭部は男性ホルモンの影響をほとんど受けないため、へアがしっかり残るのです。

 

 そのメカニズムは、男性ホルモン(エストロゲン)が毛母細胞の5α・リダクターゼ(T型・U型)という酵素によって、ジヒドロテストステロン(DHT) に変わり、これがへアの成長を抑制するためとされています。つまりDHTは、頭髪に関しては悪役の男性ホルモンということになります。
薄毛が起こるのは、男性ホルモンの量が多いからではなく、それに反応する酵素の過敏性の問題であるということがわかってきたのです。

 

ジヒドロテストステロン

 

薄毛が男性ホルモンと大きく関わっているとしたら、「去勢」した場合はハゲないのでしょか?

 

アメリカの「ジョージ・ハミルトン」氏の論文によると、16歳より前に去勢すればハゲないようです。17歳〜19歳で去勢した場合は、ハゲる確率は50%、20歳〜40歳の場合は、去勢してもそこ効果は得られない。ようは禿る人は禿るとされています。
つまり、ある程度の年齢になってから去勢したのでは遅いということになります。
10年以上前の話になりますが、ハゲを悩んでいた方が実際に髪の毛のために去勢したという人がいました。その人は結婚もしていました。奥さんとの間でどういう話し合いになっているかはわかりませんが、大変驚きでした。

 

やはりハゲは遺伝するのか

 男性ホルモンと並んで薄毛の大きなファクターとされるものは「遺伝」です。ハゲている父親を持つ子供は、ハゲていない父親の子供より薄毛になる率が高いといわれています。母方の遺伝が父方より強いとする説もあります。

 

遺伝

 

5α・リダクターゼの過敏性の強さ、また年齢の因子、つまりいっ過敏性のスイッチが「オン」になるのかということも遺伝情報に支配されているということです。

 

薄毛を誘発するホルモンと遺伝に関しては、1962年にルドウイック(E.Ludwig)がひとつの概念を確立し、男性ホルモン(アンドロジェン)と遺伝因子(ジェネテック)による薄毛を「アンドロジェニック(Androgenic)」」と名づけました。

 

薄毛に関係する遺伝子は複数あると考えられていますが、どの遺伝子がどんなメカニズムで薄毛を引き起こすのか、また逆に育毛に関与するのかについては現在、完全に解明されていません。